Excelで複数の図形を一つにまとめたいなら『グループ化』だ！

はじめに

みなさんこんにちは。

今日はExcelで複数の図形を「一つの図形」として移動、コピー、削除などの作業ができるようにする方法を解説します。

複数の図形を一つにまとめて移動とかできたら楽になるのに、と思っている人は多いと思います。

僕も前まで、一つひとつの図形を移動させては他の図形とのバランスを整え、そしてまた次の図形を移動させて･･････。

そんなやり方をやっていました。でもこれって面倒です。

そんなときには「グループ化」を使いましょう。

グループ化をすることで、複数の図形を一つの図形にすることができます。

これを読めば、図形のグループ化が出来るようになり、図形の移動、コピー、削除などの作業が楽にできるようになりますよ。

グループ化の方法を解説

ここからは実際に図形をグループ化していこうと思います。

今回はこの雪だるまをグループ化して、一つの図形にしたいと思います。

今のところ、丸や長方形を重ねているだけです。なので移動させようと思っても、こんな感じになってしまいます。

グループ化をすることで、丸や長方形を『雪だるま』として認識することができます。

それではグループ化していこうと思います。

まずは『ホーム』を開き、『検索と選択』、『オブジェクトの選択』の順に選択していきます。

『オブジェクトの選択』をすると、図形を囲うことが出来るようになります。左クリックを押しながらマウスを動かすと、図形を囲えます。

『オブジェクトの選択』で図形を囲うと、選択した範囲の図形を一括で編集できるようになります。

図形の上で右クリックを押しましょう。図形の上で右クリックをしないとグループ化はできません。

右クリックを押すとグループ化の欄があります。それをクリックしてください。

これでグループ化が完了しました。

ちなみに、グループ化したあとでも一つひとつの図形を選択して編集することもできます。

複数の図形を削除するのにも便利

まずは『オブジェクトの選択』で削除したい図形を囲います。

一括で図形を選択することができました。

一括で選択した後に、back spaceキーを押せば一発でスッキリたくさんの図形を消せます。

この方法を使って、複数の図形を一気にコピー、切り取りすることもできます。

オブジェクトの選択は、図形を一つにまとめる『グループ化』以外にも様々な使い道があります。使いこなせるようになると作業が楽になりますよ。

グループ化の解除の方法

図形を最初のようにバラバラにしたい場合は、グループ化の解除をしましょう。グループ化の解除をする際は、オブジェクトの選択をする必要はありません。

図形を左クリックで選択し、次に右クリックを押します。グループ化の欄に『グループ解除』がありますので、それを選択してください。

グループ解除をすると、こんな感じになります。

オブジェクトの選択をクイックアクセスツールバーに追加

図形のグループ化をよく使う人は『クイックアクセスツールバー』に追加すると便利ですよ。『オブジェクトの選択』を右クリックすると『クイックアクセスツールバーに追加』が選択できます。

僕の場合は、すでにクイックアクセスツールバーに追加しているので、選択できません。

クイックアクセスツールバーとはExcel画面上の『上書き保存』などがある部分です。一番右のカーソルが『オブジェクトの選択』です。

まとめ

今回はExcelで複数の図形を一つにまとめるグループ化の方法について紹介しました。

Excelのグループ化は知っていると大変便利です。どんどんグループ化して、図形をまとめていきましょう。

それではノシ！