はじめに
みなさん、こんにちは。
今日は面白い野球マンガを3つオススメします。
- メジャーやダイヤのA以外にも面白い野球マンガってないの?
- ちょっと変わった野球マンガも読んでみたい!
そんな風に思う人も多いと思います。
そこで今回は実際に僕が読んで面白かった野球マンガを3つ紹介します。
オススメの野球マンガ3選
- ラストイニング
- ドラフトキング
- ベー革
ラストイニングは主人公が高校野球の監督という一味変わったマンガになります。全44巻で完結済みです。
ドラフトキングはプロ野球のスカウトマンが主人公です。
ドラフトの裏側や各球団の駆け引きなど、あまり見えない部分も描かれているので面白いです。
2025年6月現在連載中で21巻まで出ています。
ベー革はドラフトキングと同じくクロマツテツロウ先生の作品となります。練習できる時間が一日50分しかない進学校が甲子園を目指すストーリーです。
バチバチの根性論ではなく、どれだけ少ない練習で結果を出すかみたいなところが面白いです。
2025年6月現在連載中で7巻まで出ています。
それではそれぞれのマンガをより詳しく説明していきます。
ラストイニング
まず初めに紹介するのは、高校野球の監督が主人公のラストイニングです。
ラストイニングの情報
掲載誌 | 小学館 「ビッグコミックスピリッツ」 |
原案・原作 | 神尾龍 |
作画 | 中原裕 |
巻数 | 全44巻 |
メディア化 | なし |
関東某県にある彩珠学院高校野球部は、甲子園初出場で初優勝を果たした過去がある。しかし現在は毎年1、2回戦での敗退続き。元野球部監督の狭山校長は13年前の部員で、現在は悪徳商法で留置所に入っている鳩ケ谷を訪ね、新監督に就くよう依頼するが…。汗と涙ぁ…そんなモンいらねぇ!かつて名門、今は弱小の私立彩珠学院高校野球部にやってきた問題児監督・鳩ケ谷圭輔が、硬直しきった高校球界の常識を変える!!
引用元のビッコミなら3話まで無料で読めるのでぜひ試し読みしてみてください。
元インチキセールスマンの鳩ケ谷監督、通称ポッポは赴任して早々に選手たちに、「高校野球とはなんだ?」と問いました。
いくつかの答えが出てきた中で、ポッポは特に3つ大事な言葉があると語ります。
さわやかさ!
ひたむき!
正々堂々!
ポッポはこれらの高校野球らしい言葉を諸悪の根元と断罪し、選手たちに、
「今後一切口にするな」と命じます。
この1巻冒頭からも分かるようにポッポ野球の神髄は自分を知り、相手を知り尽くし、そして相手の嫌がることを徹底する野球です。
ラストイニングの面白いところは相手の研究を徹底的にし、その対策の練習方法もかなり具体的に描写されているところです。
根性論とかではなく「数字」と「心の揺さぶり」という元セールスマンらしい切り口と圧倒的な野球知識で高校野球にポッポ旋風を巻き起こします。
こんなに面白い野球マンガが思いのほか知名度が低いことに驚いています。
44巻とちょっと長いですが、飽きることなくノンストップで読み切れる作品です。
ドラフトキング
次に紹介するのはドラフトキングです。プロ野球のスカウトマンにスポットを当てた作品になります。
ドラフトキングの情報
掲載誌 | 集英社「グランドジャンプ」 |
作者 | クロマツテツロウ |
巻数 | 既刊21巻 |
メディア化 | ドラマ |
全てのプロ野球選手が通るプロ野球の入り口、ドラフト。その陰には、高校野球、大学野球、社会人野球、独立リーグ…全ての野球選手の中から隠れた才能を見出し、プロへと送り込むスカウトマン達の活躍がある!! 並外れた眼力を持つスカウトマン郷原が見出した選手とは…!? その年のNo.1選手、ドラフトキングの獲得を目指すプロ野球スカウト譚開幕!!
引用元では3話まで試し読みできるのでぜひ読んでみてください。
俺たちがやるべきことは選手の完成形を予見することだ。
俺は桂木の初動と所作を見た瞬間いい選手になると思った。
俺の眼がそう言っている
それだけだ
この気障な言い方で自分の推し選手をプレゼンするスカウトマンが主人公である郷原眼力(ごうはらオーラ)です。
他のスカウトマンは自分のエリア担当というものを持っています。近畿地区担当スカウトや関東地区担当スカウトといった具合です。
しかし郷原は全国を各地を自由にスカウティングします。
その中で監督から干され試合には出れないが、とんでもない才能を秘めた選手。
途中で挫折し野球から逃げ出したが、実はとんでもない才能を持っている選手。
などなど他のスカウトマンでは見つけられない選手を見つける凄腕スカウトマンです。
このマンガを通じてプロ野球選手になる様々なルートやプロ野球選手とスカウトマンとの関係など今まで知らなかったことを知れたマンガです。
ぜひ読んでみてください!
ベー革
次に紹介するのは進学校が甲子園を目指す頭脳派野球部のマンガです。
作者は先ほど紹介した『ドラフトキング』の作者と同じクロマツテツロウ先生です。
ベー革の情報
掲載誌 | 小学館「ゲッサンコミックス」 |
作者 | クロマツテツロウ |
巻数 | 既刊7巻 |
メディア化 | なし |
”高校野球を科学せよ!” 『ドラフトキング』『野球部に花束を』などのクロマツテツロウがおくる、最先端の高校野球マンガ!!!
引用元では2話まで試し読みできるのでぜひ読んでみてください。
重要なのは練習量じゃない。
練習の質なんだよ。
じゃあ質とはなにか?
考えて、実行して、結果に繋げる。
これが質だ。
練習時間平日一日50分きっかり。
それでもオレたちは、全国屈指の激戦区、神奈川でベスト4に入った。
オレとベースボール革命を起こさないか?
タイトルのベー革はベースボール革命の略ですね。
主人公のジローは、強豪校のレギュラーながら甲子園に行けなかった兄の敵討ちとして甲子園を目指します。
ジローは家族の勧めもあり、進学校の強豪校に進むことになりました。
練習量こそ努力! とにかく走り込み、投げ込みをしてやる! とやる気十分で入部したジローでしたが、監督の乙坂は、
「その練習はどこを鍛えて、どのような効果が期待できるのか」と問いかけます。
坊主に対しても、
「ダサいからやめたほうがいい」と一蹴。
とにかく、「意味のあること」を求める乙坂の野球が古い野球の概念を蹴散らしていきます。
練習の本質とは何か、根性論は正義なのか悪なのか色んなことを考えされられる作品です。
新しい令和の野球マンガをぜひ読んでみてください。
まとめ
今回はオススメの野球マンガ3選を紹介しました。
オススメの野球マンガ3選
- ラストイニング
- ドラフトキング
- ベー革
キャラたちがバチバチやり合うというよりは、頭をちゃんと使って野球やろうね、みたいな作品になります。
『ドラフトキング』と『ベー革』は まだ連載中なので追いかけるのが楽しみです。
みなさんもぜひ読んでみてください。
それではノシ!